※健全とは、すこやかで異常のないさま。
植物が健全に育つためには根が健全である必要があるのは想像しやすいとおもいます。つまり、根が健全だと植物は健全に育つわけです。
健全な「根」を実現する、LaPluS公式サイト
健全な根はどれくらい必要なのでしょうか?
いくら健全な根でも、その本数が数本だった場合土の養分を多く吸収できず葉の方へたくさんの養分を送ることができません。
つまり、健全な根が多い方が良いのは想像しやすいと思います。
ここまでで「健全な根」が重要だということはお分かりいただけたと思います。では、「健全な根」をたくさん増やすためには何が必要でしょうか?
それは、根が伸びるための、根の通り道となる「隙間」です。
※隙間6割とは、団粒構造と呼ばれる
固相気相液相が4対3対3のバランスを指します。
土壌の「隙間6割」の状態が作物の根にとって理想の割合と言われてます。この6割の隙間を確保できる状態が
いわゆる【団粒構造】と呼ばれ、作物の根が最も健全に張らせられる状態です。
隙間の割合や団粒構造は土の物理性と総称され、その中で特に重要なポイントが「隙間を6割」作ることです。
良いと言われる肥料や微生物資材を使用しても思った結果が得られない場合、理由は土の隙間が6割が確保できていないからということが多いかもしれません。
つまり、いろいろ試しても結果が出ない要因として土の隙間が確保出来ず、根が張れないからというのがあります。せっかく良い肥料や、良い菌を畑に入れても、それを植物が吸収できなければ、残念な肥培管理になってしまいます。
肥料を与えると、本来は植物に吸収されなければいけないのですが、植物は主に「根」からしかその肥料養分を吸収できないので、根の数が少ないとか、そもそも根がほとんど張っていない、などと言った状態が、何を入れても良い結果につながってこない原因になっている。と言う認識を持つことが大切です。
「隙間6割」をつくることで健全な根を多く張ることができるようになり、良い作物の成長につながるのです。
あなたの畑の土が「隙間6割」かどうかを知るには、「土の仮比重を調べる」
という方法があります。今回は調べ方には触れませんが、
土の仮比重を1に近づけると、隙間6割に近づくと考えてください。
この最適な隙間の量とあなたの畑の隙間の量を比較することであなたの土壌は
隙間が多いのか少ないのか、または最適なのか?を判断することができるのです。
仮比重が重い土の圃場の場合または
1以上の数字の場合
仮比重が軽い土の圃場の場合または
1以下の数字の場合
この❶と❷のいずれかを行うのですが、圃場の土の仮比重が1から遠ければ遠いほど、
一度に1に近づけることはオススメではありません。
※一度に行うと他の部分で過剰がでたりバランスが崩れてしまうこともあります
専門的な方に確認をしながら進めましょう。
圃場に大量の資材を一気に投入すると、どうしてもバランスが崩れ生育不良を引き起こしてしまいますので、
4~5年は掛けるつもりで取り組む必要があります。
こうして圃場の土を作物が健全な根を出せる隙間6割に変えることで、
植物の初期生育に良い変化が生じます。
実は、圃場全体の土を比重1に近づけるのではなく、
根の周りの土を隙間6割にするだけで、
もっと短い期間で作物が健全な根を出し、健全に生育し、
あなたの農業収入を早く上げることが可能になります。
「EB-a」は、現状の土に散布することで理想の団粒構造を瞬時に作ることができる資材です。
右の土は、通水性が良いのに保水性も高い状態、
左の土は土が締まって通水性が悪く保水性も低い土です。細かな土の粒子が水に押し流されて、外に出る、又は下層部分の隙間に入り込み目詰まりを起こし排水性が悪くなっています。
右の土のような「通水性が良いのに保水性も高い」という相反する状態が揃っている土、これが理想の団粒構造の土です。
左の写真の土は実は上の写真と同じ土ですが、「EB-a」という資材を使用しているかしてないかの違いで土の性質が大きく変化しています。「EB-a」の希釈液を掛けた土は、細かな土の粒子のマイナスイオンと+イオンが結合しあって、大きな隙間・小さな隙間を作り、結果理想の隙間6割が瞬時に出来上がります。
一度結合した粒子は、壊さない限り何度水を通してもその状態を保ちます。
生育初期に、このような理想の団粒構造に根を伸ばすことが出来ると、根量が増え、その後の生育に差が出るのです。
圃場内のどの部分も同じ水分状態で無いですが、EB-aで処理をすることで、処理した部分の水分状態は非常に似た状態になります。初期生育を揃えられると収獲量の増加に繋がりやすいだけではなく収獲がしやすく作業効率も上がるのではないでしょうか?
一定の水を与えて枯れるまでの様子を動画にしました。同じ土壌でも、保水している割合がEB-a使用区の方が高いため枯れるまでのスピードがEB-a区の方が遅く、乾燥ストレスに対しても効果があると考えられます。
植物の生育初期段階の、地上部も小さく根圏域も小さい時期と言うのは、外的ストレスの影響を受けやすく、この時期に生育のバラツキが生じやすいです。
この時期に生じる生育差は、実は収穫時に大きな差を生み、収穫の作業効率を下げる要因になっています。
逆に、初期生育が揃えば収穫時に生育が揃っているので、非常に収穫作業の効率が上がります。
①育苗箱に播種時、苗床土に最初に潅水するときにEB-aの200倍希釈液を潅水する。これにより育苗中の生育ムラが目立たなくなり、また、水管理に余裕が生まれます。
②苗定植時の根付け水として、定植直後に苗と本圃の土との境界辺りに十分潅水する。これにより、苗床土と本圃の土の物理性が近づき、そのことで活着しやすくなる。
③本圃に播種し、その後の水を雨に頼っている方は、播種直後にEB-aの粒タイプを畝の上に散布してください。雨で土に水が付いたタイミングで、EB-aの効果が発揮されます。
1)粘土質の土には効果が高いですが、砂地の場合はお勧め商品が他にありますのでお問い合わせください。
2)ほぐした土にお使いください。何度か水がかかり、締まって硬くなった土に使用しても団粒化しません。硬い土が柔らかくなる資材ではありません。柔らかい土が硬くならない資材です。
動画を見て頂くと浸透剤を使用することで、
通常よりも深く液体が入って行く様子がわかります。
EB-aと並行して使用することによりEB-aの団粒効果も
より広く深くすることが可能になります。
皆さまから
多く寄せられるご質問をまとめました。
商品・使用に関するその他のご質問は
お気軽にお問い合わせくださいませ。
肥料成分が入っていますか?
肥料成分は入ってません。ラプラス<有機系の資材>とまぜるとミミズのような物が出来てノズルが詰まるのですがどうすれば良いですか?性能は落ちますか?
水にラプラスを混ぜてもらいその後EB-a、最後にするるんをご使用いただくと、ミミズのようなものは、発生しにくいです。これは、有機物を土壌と同じように団粒化をしたために発生するため、濃度を薄めた液体にEB-aを加えることで反応を抑えることが可能です。但しそれでも多少は反応して性能は落ちてしまいますので、農作業的に効率が良い方を選択していただければと考えます。リーフエナジーとまぜてよいですか?
播種時の場合は、リーフエナジーは混ぜて頂いても問題はないですが、リーフエナジーの効果を考えるのであれば、タイミングはEB-aの使用タイミングとは異なるので、分けてご使用いただくことを井澤商店としては推奨しております。苗の定植時の根付水などの際にはラプラスとリーフエナジーを3種混用していただいても問題ございません。育苗には使用できますか?
育苗時の団粒化は効果が無いように感じる方も多いですが、育苗の培土にEB-aを使用することで育苗箱の保水性と排水性の均一化ができるようになります。つまり農家さんの水の与えすぎや不足をある程度補ってくれるため品質向上に繋がりやすく、水やりの回数や管理が容易になったというお話をよく頂けるので、育苗で使用していただくことがまずは商品の価値を感じて頂ける第一歩と考えておりますのでおススメです。個別相談まではという目の前の悩みの解決を複数人同時で行います。他の人の悩みの解決が実はあなたの解決手段になるかもしれません。
無料土づくり9割セミナーに参加していただき、井澤商店の情報の品質を確認の上ご興味あれば設定をさせて頂いております。
施肥設計や、問題原因の究明を目的とした個別での対応。資材のご購入額5万円以上の場合は個別相談に関しての個別料金の方が発生しません。
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